春の訪れ告げる 和歌山城でこも外し
雨の中こもを外す和歌山城管理事務所の職員ら
二十四節気の一つ 「啓蟄 (けいちつ)」の5日、 和歌山城のある和歌山市の和歌山公園で、 約270本のマツに巻かれたこもが外された。
わらで作られたこもは、 中でマツケムシなどを越冬させ、春先に焼却する昔ながらの害虫駆除の方法。 和歌山城では立冬 (昨年11月8日)にこもを巻き、 啓蟄に外すのが伝統となっている。
この日はあいにくの雨の中、 午前9時から、 和歌山城管理事務所の職員7人が作業に当たった。 職員は 「春の訪れを告げる風物詩ですね」と話していた。
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