和歌山市内初の「まちコン」大盛況

フィエスタ・デ・城下町
生演奏をバックに「かんぱ~い!」(3日、オールドタイム)

 和歌山市内で初めてのまちコン (まちなかコンパ) となる 「フィエスタ・デ・城下町」 が3日、 ぶらくり丁周辺のライブハウスや居酒屋など6店で開かれ、 当初の定員300人を超える344人 (男173人、 女171人) が 「食」 と 「音楽」 を通して交流し、 まちは若い人たちの活気で満ちあふれた。

 昨年10月の 「城下町バル」 を手掛けた 「わかやま城下町バル実行委員会」 が主催。オールドタイム▽本町ラグタイム▽プロジェクト・ジー・オフィシナ▽レモネード・カフェ▽バベーネ (フォルテワジマ内) ▽きてきての6店がコンパ会場になった。

 参加者はまず、 本部で受け付けをし、指定された店で約1時間交流。 その後は自由に店を行き来しながら、 次々と即席コンパを楽しんだ。 意気投合して携帯電話片手にメールアドレスを交換したり、 「じゃあ、 今度会おうか」 と話すグループがいるなど、輪が広がっている様子だった。

 市内の女性会社員 (30) は 「ツイッターでこのイベントを知った。 いい男性がいればうれしいけど、 楽しく飲みたいので参加しました」。 新宮市の女性 (27)は 「絶対にいい人を見つけたい。 きょうは気合が違います!」 と目を輝かせていた。 一方、 紀の川市の男性会社員 (30) は 「すっごく楽しい。 音楽の生演奏があるから雰囲気が良くて異性と話しやすい。 またやってほしい」 と話していた。

 レモネード・カフェの貴志和子さん (60) は 「ほとんどの人が初来店だったと思う。 店を知ってもらえたし、 料理が 『おいしかった』 と言ってくれてうれしかった」 と笑顔。 実行委員長の島由佳子さん (40) は 「もしこのイベントで知り合って結婚したなら報告してほしい。 もちろん、 異性との出会いだけでなく同性との新しいつながりがビジネスに生かされることもあるはず。 次回も開催したい」 と話していた。

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