和歌山市の全公立中学校で卒業式


バイオリンとピアノで「仰げば尊し」の斉唱も(城東中)

 和歌山市内の全ての公立中学校18校で9日、 卒業式が行われ、 2991人が3年間過ごした母校を巣立った。

  「思い出に残る式にしよう」 と、 4年前に卒業生と在校生が対面する式を取り入れた市立城東中学校 (鈴木達也校長) では、 104人が式に臨んだ。

 舞台は体育館の中央部に小さく設けられ、 鈴木校長 (56) は壇上で一人ひとりの顔を眺めながら、 「君たちからこれから頑張るぞという意欲がふつふつ湧いているのを感じます。 今の気持ちを大切に頑張ってください」 とエールを送った。

 在校生のはなむけの言葉や記念品贈呈の合間には、 卒業生と在校生らで混声合唱を披露。 式終盤には、 鈴木校長が作詞した 「未来への扉を開けて」 を斉唱し、 別れを惜しんでいた。

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