岡山丁に新しい交番が完成

岡山丁交番
日本風にデザインされた岡山丁交番

 和歌山市岡山丁の市立児童女性会館北東角に新築移転した 「岡山丁交番」 の内覧会が14日、 和歌山西署員と市職員、 地域住民ら19人が出席し開かれた。 同交番は、 同市屋形町の屋形交番の老朽化に伴い、 昨年11月に着工し3月初旬に完成した。

 新築された建物は木造瓦ぶき2階建てで、 延床面積約55平方㍍。 外壁は白を基調とし、 地面から約1㍍の高さまで黒くしている。 近くに和歌山城や岡公園などがあることから、 景観も考慮に入れた日本風のデザインとなっている。 また、 4台分の専用駐車場も設けられている。 1階は相談などができる2つの部屋とトイレ、 2階には和室や炊事場などがある。 12日から業務は開始されており、 警察官3人と相談員1人が勤務している。

 同署の上岡洋一署長は 「交番の名前は、 所在地や地域の方の意見を聞いて付けました。 気軽に立ち寄っていただき懇談や歓談などしてほしい」 とあいさつし、 広瀬地区連合自治会長の吉岡穂積さんは 「和歌山城や堀が見える絵に描いたような素晴らしい場所にできた和歌山一の交番だと思います。 地域の住民が少しでも役に立てれば」 と話していた。

関連記事

同じカテゴリのニュース一覧