7000人に春 県内一斉に高校入試合格発表


合格が分かり、喜び合う生徒ら(21日、県立和歌山西高校前)

 平成24年度県立高校入試の合格発表が21日、 一斉に行われ、 約7000人に春が訪れた。

 普通科の倍率が1・41倍と一番高かった、 来年度から北高西校舎となる和歌山市西庄の県立和歌山西高校では、 午前10時になると合格者の番号が一斉に提示された。

 受験生は食い入るように掲示板をのぞき込み、 自分の番号を見つけると、 手をたたいたり、 友人同士で抱き合って喜びを分かち合った。 合格を記念して携帯電話で写真を撮る生徒もいた。

 市立西脇中3年生の野嶋速登君(15)は 「めっちゃうれしい。 勉強が難しくなりそう」 と期待と不安が交差。 市立貴志中3年生でテニス部仲間という川合朱音さん(同)と赤﨑奈央さん(同)は 「高校でもテニスを頑張りたい。 勉強と両立できれば」 と共に高校生活へ胸を膨らませていた。

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