本社杯争奪日曜野球が開幕

42Powers
積極的な走塁で加点する42Powers

 和歌山市長旗・本社杯争奪第44回和歌山日曜野球春季大会(大橋建一会長、 大道眸運営委員長)が25日、 市民球場で開幕した。 半世紀近い歴史を刻み 「野球王国和歌山」 を市民レベルで支えてきた大会に、 今回は6チームが初参戦し、 第38回秋季大会以来、 6年ぶりに38チームがトーナメントで激突。 初日から逆転あり完封ありと、 ファン必見のゲームが繰り広げられ、 2カ月間に及ぶ熱い戦いの火ぶたが切られた。

 和歌山日曜野球会が選手たちをバックアップしながら運営してきた大会も、 第40回夏季大会では26チームまでチーム数が激減した。 一時的に深刻な問題となったが、 平成27年の紀の国わかやま国体の開催決定など、 市民の関心とスポーツ熱の広がりで、 徐々に参加数を挽回。 今回は20歳代、 40歳代とそれぞれの世代を超えた6チームが加わった。

 紀三井寺球場が改修工事中のため、 開会式や恒例の選手入場はなく、 やや寂しい開幕となったが、 第1試合を前に大道運営委員長は 「選抜高校野球が始まり、 プロ野球ももうすぐ開幕を迎える。 われわれが待ち望んだ球春だ。 皆さんのはつらつとしたプレー、 素晴らしい試合に期待する」 と激励した。

 初日は4試合が行われ、 第3試合では42Powersが果敢な走塁で得点を重ね、 阿部、 山下の好救援でブラックフェニックス打線を完封した。 第4試合には、 2連覇を目指す克己が、 前川に先取点を許しながらも逆転で下し、 幸先のよいスタートを切った。

 昨年の夏、 秋の2大会を連覇し、 初参加以来無傷の連勝を続けるGasyarsは、 2回戦からの登場となるが、 3大会制覇なるか、 どのチームが黒星をつけるのか、 話題を呼んでいる。 初日の結果、 次回の試合は次の通り。

 ◇1回戦
Goods
124018
100001
FORZA
   (5回コールド)

SSブルームス
00200136
00300014
ブレイブス

42Powers
0100225
0000000
ブラックフェニックス   (6回時間切れ)

克己
00038112
0100405
前川
   (6回時間切れ)

〔1日の試合〕 関電琴の浦球場◇1回戦=①小林塾―K(午前8時半)②中和インサーツ―mamines(10時)③リョウズ―焼鳥おおつき(11時半)④エイチーズ―CLOSEST(午後1時)

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