和大付属中の木下選手V ボートの全国大会


優勝トロフィー、 盾を手に喜びいっぱいの木下選手

 先月24~26日に福井県の久々子湖ボートコースで開かれたボートの全国大会 「第7回全国中学校選抜ボート大会」 (美浜町、 美浜町教委、 全中ボート連盟主催) で、 和歌山市の船艇団体 「和歌山ローイングクラブ」 (岡崎祐治コーチ) に所属する和歌山大学教育学部付属中2年の木下弥桜選手 (14) が優勝した。 木下選手は 「厳しい練習に耐えてきたかいがあり、 うれしかった」 と喜びを爆発させた。

 同大会は、 ローイングマシン (ボートこぎ運動を行う機械) をこいでタイムを競う中学生の全国大会の上位30人と、 各ブロックから選抜された18人の計48人が出場。 シングルスカル (一人乗りボート) で1000㍍をこぎ、 タイムを競った。

 木下選手は予選、 準決勝と順調に勝ち進み、 決勝戦ではスタートダッシュで一気に他の選手より前に出ることができた。 中盤では体力維持のためピッチを落として石川県の矢鋪結香選手と接戦になったが、 追い風にも助けられてラストスパートで振り切った。 木下選手は4分13秒86と矢鋪選手に約6秒差を付けてゴールした。

 どの大会でもほとんど首位をキープしている木下選手に対し、 岡崎コーチ (32) は 「今後はコンディションを調整し、 勝ち方にもこだわってほしい」 とますます期待を寄せている。

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