和歌山市で桜が満開 気象台発表
満開の桜を見る参拝者でにぎわう境内
和歌山地方気象台は4日、 和歌山市で桜が満開になったと発表した。 平年並みの満開日で、 昨年と比べると3日早い。
桜の名所、 同市の紀三井寺にソメイヨシノの標本木があり、 この木の花が80%以上開花すると満開が宣言される。
同寺にはソメイヨシノをはじめ約500本の桜があり、 境内の各所で咲き誇っている。 晴天と陽気に恵まれたこの日、 多くの観光客が淡いピンク色の花に見入りながら散策する姿が見られた。
2人の孫を連れて初めて参拝に訪れた同市吐前の農業、 松井良行さん(73)は 「きれいな桜と海まで見渡せる景色が素晴らしいですね。 孫も喜んでいます」 と話していた。
同寺では20日まで 「観光さくらまつり」 を開催中。 8日には花まつりが行われ、 終日、 甘茶の接待がある。
市内各所の桜も満開が近づいており、 今週末は花見客でにぎわいそうだ。
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