アユの放流始まる 紀ノ川漁協


トラックにつながれたパイプから勢いよく飛び出す稚魚

 紀の川本流のアユ釣り解禁日 (5月19日) を前に、 紀ノ川漁業協同組合 (紀の川市桃山町市場、 井上博紀組合長) は6日、 養殖アユの放流を開始した。

 放流場所の一つ、 同市の竜門地区では、 トラックにつないだパイプからアユの稚魚が勢いよく飛び出し、 川を泳いでいった。

 初日のこの日は4カ所で約1㌧を放流した。 ことしは約10㌧を6回に分けて5月11日までに放流する予定。

 紀の川のアユはスイカのような香りがする 「香りアユ」 として釣り客から人気が高いという。

 同組合の井上組合長 (74) は 「昨年は天然遡上 (そじょう) が例年の3倍ほどありました。 ことしも遡上が期待できるので絶好のシーズンになりそうです」 と話していた。

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