岩出市道安上中島線が開通 渋滞緩和に期待


テープカットが行われ信号が点灯された(湯窪地区)

 平成19年度から工事が進められていた岩出市道安上中島線の湯窪中島間(1073㍍)が完成し、7日午前に供用開始された。同区間の総事業費は14億2500万円。同区間の完成により、県道粉河加太線と国道24号をつなぐ安上中島線1768㍍が全て開通した。供用開始を前にテープカット式が行われ、中芝正幸市長は「ついに完成した。これから市内で一番発展する道路になる」と悲願の完成を喜んだ。

 市は安上中島線を、市の南北をつなぐ市道野上野清水線、市道相谷中島線と合わせて3本目の主要幹線道路と位置付けている。

 安上中島線の完成により、朝夕の時間帯に込み合っていた相谷中島線の渋滞緩和が期待される。

 テープカットは中芝市長や上野耕志議長ら6人で行った。式には地区住民らも集まり完成を祝った。テープカット後に各交差点の信号が点灯され、完成した新しい道路を利用しようと市民らが次々に走行した。

 テープカットを見に来ていた同市湯窪の会社員男性(30)は「この辺の人は南北道路が相谷中島線しかなく、住宅街を通ったりしていました。これで便利になる」と笑顔で話していた。

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