春祭に向けて餅作り 柿本神社


たくさん並んだ福餅

 五穀豊穣や産業振興などを祈願する「春祭」が8日午後1時から、海南市日方の伊勢部柿本神社(塩﨑博司宮司)で行われる。6日には餅投げに使う福餅作りが行われた。

 秋の農作物の収穫が豊作となるように願う予祝(あらかじめ祝福することで、その実現を祈る)行事で、家内安全なども兼ねる。

 この日は奉賛会や敬神婦人会など氏子ら約60人が集まり、作業に専念した。境内で餅をつき、すぐに社務所に運ばれると、女性陣らがせっせと丸め、食紅で一つずつ「寿」「福」などの福文字を入れていった。丸一日かけて約300㌔分を用意した。

 当日は午後1時から祭典、2時から日方地区戦没者慰霊祭、3時半から餅投げがそれぞれ行われる。

 同神社は「たくさんの人に福を持って帰ってほしい」と来場を呼び掛けている。

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