和歌山県内1万8200人が受験 学力テスト
解答用紙に書いた名前をチェックする生徒ら(17日、和歌山市の中学校で)
小学6年生・中学3年生を対象とした文科省の 「平成24年度全国学力・学習状況調査」 (全国学力テスト)が17日、 全国で一斉に行われた。
昨年度の全国学力テストは東日本大震災の影響で中止され、 2年ぶりの実施となった。
テストは平成19年度に始まり、 本年度は従来の国語、 算数(数学)に理科が加わった。 主に基礎知識と知識の活用に関する問題が出題された。 全国的な児童生徒の学力・学習状況を調べて教育施策の成果を把握したり、 課題を改善していくことを目的としている。
県内では、 成績を集計する一部の抽出校に加え、 受験を希望する学校も多く、 全ての小中学校(支援学校を含む)380校で行われた。 受験者は1万8200人。 全体の抽出率は52・5%。
和歌山市内の中学生らは、 解答用紙(マークシート)に書いた名前を何度もチェックし、 問題用紙が配られると緊張した面持ちで始まりの合図を待っていた。
試験の正答例は18日、 国立教育政策研究所のホームページに掲載される。
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