ヤングリーグ選抜チームが始動


国際大会出場へ闘志を燃やす選抜メンバー

 ヤングリーグ・全日本少年硬式野球和歌山支部(竹中利幸支部長)は、このほど選抜チームの代表メンバー18人を発表。8月に岡山県で開催される倉敷国際大会出場に向け本格的な練習をスタートした。加盟5チームから選ばれたメンバーは、強力打線とともに左右7人の投手を擁し、監督を兼務する打田タイガースの平松弘次監督の下、他チームとの練習試合など実戦を通して強化を図り、関西ブロック予選(6月9日、京都・鴻ノ球場)に臨む。

 選抜メンバーはジュニア大会、ターガースカップ予選、春季大会予選の各大会を参考に決定。橋本から新宮まで広範囲にわたるメンバー構成を考慮しながら、より効率的な合同練習を進める。

 打田タイガースグラウンドで行われた打田・和歌山ビクトリーズ合同チームとの練習試合では、2回に1死1塁から樫葉の内野安打、河本の右前適時打で1点を先制。なおも1、3塁とし松田が相手失策を誘い1点を加えた。2―2の同点で迎えた最終回には、無死2塁から樫葉が左中間を破る2塁打を放ち勝ち越し、合同チームを突き放した。

 守っては先発の鮒田が力強い投球を披露。終盤は左腕の神南が好投した。合同練習では守備の連携やチームプレーを重点に行い、他の時間は、それぞれのチームで個人のレベルアップに努めるが、限られた時間でのチーム力強化で、国際大会切符を目指す。注目の関西ブロック予選では、大阪第1代表と激突する。

 代表メンバー
 《和歌山選抜》監督=平松弘次(打田タイガース)▽コーチ=大日向真一(同)丸山耕司(和歌山ビクトリーズ)▽主将=松田崚佑(打田タイガース)▽副主将=久保海斗(和歌山ビクトリーズ)▽選手=小原一馬、河本竜弥、南村郁杜、樫葉雅伊、稲垣和真、林直城、畑山杏佑(打田タイガース)原田理央、岡野瑞生(和歌山ビクトリーズ)橋中基岐、小藪穂崇、神南亮成(和歌山ライオンズ)田中友規、松尾拓海、米田泰生(和歌山ホークス)鮒田晃次(熊野ベースボールクラブ)