6月末までアロチ周辺で特別警戒
アロチ地区を巡回する警察官ら
県警本部などは1日から和歌山市の繁華街、 アロチ周辺で特別警戒を実施している。 6月30日まで。
アロチ地区では、 客引きや客待ちが目立ち、 昨年は近隣住民から68件の苦情があった。 6月1日から改正される迷惑防止条例も踏まえ、 今回の特別警戒を計画した。 柳通りに交番の代わりとなる警戒車両を初めて駐留させ、 犯罪の予防や検挙を推進する。
同日、 同市坊主丁の大新公園で行われた出発式には警察や市立少年センター職員ら約60人が参加。 山岸直人本部長は 「刑法犯認知件数は現在、 減少傾向を維持させている。 安全で安心なまちをつくるためには、 数字だけでは現れにくいところにまで対応することが重要」 とあいさつした。
その後、 アロチ地区の巡回へ向かった。 参加者は 「迷惑条例強化・客引き行為の禁止」 などの看板を持ち、 目を配らせて歩いていた。
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