10年ぶり馬の渡御も 390周年の和歌祭
大正15年の和歌祭で馬に乗る宮司
ことし390周年を迎える紀州東照宮の例祭 「和歌祭」 が13日、 和歌山市和歌浦一帯で繰り広げられる。 ことしは四十数年ぶりに 「餅搗(つ)き唄」 が復活する他、 西川秀紀宮司と4人の神官が10年ぶりに5頭の馬に乗って渡御する。 また、 御坊市の小竹(しの)八幡神社から獅子舞が参加し花を添える。 西川宮司は 「390年ということで友情出演してくださいます。 当日の好天を祈るばかりです」 と話している。
13日は午前11時半から、 東照宮の108段の石段を駆け下りる勇壮な 「神輿おろし」 が行われ、 正午、 行列渡御が東照宮会館前から出発。 海岸通り~和歌浦漁港~片男波海水浴場~万葉館~あしべ橋~あしべ通りを通り東照宮へ戻る。 その間5カ所で演舞を行う。 交通規制あり。
また12日午後6時15分から、 前夜祭が同市和歌浦南の片男波公園野外ステージで開かれる。 ようすい保育園児による太鼓演奏▽関口新心流武術の演武▽雅楽演奏▽能仕舞と謡い▽日本舞踊▽唐船御船歌など。 竹に明かりをともすイベントもある。 雨天の場合は健康館。
問い合わせは、 和歌祭については同祭実行委員会(℡073・444・0808)、 前夜祭については同市伝統文化活性化実行委員会(℡073・432・1212)。
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