初心者を大募集 「おどるんや」

おどるんや
チラシを持って参加を呼び掛ける同NPOメンバー

 毎年恒例の 「おどるんや~第9回紀州よさこい祭り~」 が7月29日、 8月4、 5日の3日間、 和歌山市内で繰り広げられる。 主催のNPO紀州お祭りプロジェクト (西平都紀子代表) は今回、 初心者を対象にした特別企画チーム 「若葉連~Summer Beat~」 を立ち上げ、 6月末までメンバーを募集している。

 市の夏の風物詩にもなっている同イベント。 初回は31チーム1526人が参加。 回を追うごとに参加チーム数、 人数ともに増加し、 昨年は71チーム2703人が参加した。

 同団体は、 初心者にとって既存チームへの参加は敷居が高いという声もあることから、 若葉連の立ち上げを企画。 参加の少ない20~30代の年齢層を主なターゲットに参加を呼び掛けている。
 年齢制限はなし。 参加費は、 衣装のレンタル費、 鳴子、 練習会場費、 保険代などを込みで1万円。 既存チームに参加した場合より、 月会費などが省かれるため低価格という。 講師は、 宝塚歌劇団出身の星沙紀帆さん。

 練習日は、 6月1日から7月末までの隔週金曜の午後、 隔週土曜の午前と、 働く世代が参加しやすいよう設定。 衣装は、 衣装製作会社 「Kea企画」 (同市加太、 三浦研祐代表) が手掛け、 オレンジをメーンカラーに洋風に仕上げた。 26日午後1時半から、 参加者説明会を北コミュニティセンター (同市直川) で開く。

 衣装を手掛けた三浦代表 (48) は 「普段着られないものなので、 サンバの楽曲に合うようカラフルに仕上げました。 袖の部分に光る素材を付けるなど、 目を引く衣装になると思います」、 同団体副実行委員長の内田嘉高さん (37) は 「よさこいは、 人と人の交流が深まるのが醍醐味 (だいごみ)。 練習を重ねることで、 自然に出会いの場にもなるのでは」 と話している。

 問い合わせは同団体 (℡073・426・4424) へ。

関連記事

同じカテゴリのニュース一覧