美里が初V 学童野球県選手権・海南海草支部予選


優勝旗を手に美里

 県軟式野球連盟学童部海南海草支部の第42回県選手権大会兼第6回ダイワマルエス杯大会海南海草支部予選は3日、海南市の東部市民グラウンドで決勝が行われ、美里がサヨナラで初優勝を飾った。準優勝は巽ほがらか。両チームは7月19、20の両日、那賀地方で開かれる県大会へ出場する。3位同士による第6回ナガセケンコウ旗秋季大会県大会の海南海草支部代表決定戦は亀川が制した。しんぽう写真館はこちらから

 ◇決勝
巽ほがらか
 003000306
 320100017
美里

 美里は初回に3点を先制すると、2回に3番段木彪我、4番日裏の連続適時打で2点、4回に5番西上の適時二塁打で1点を追加。無死満塁からの特別延長8回、先頭の代打下畑の邪飛を相手捕手が捕球後フェンスラインを超え、規定により走者に一つの進塁が認められて1点を挙げた。

 巽ほがらかは3点を追う7回に2番玉段の適時三塁打と相手投手の暴投、4番大堀の適時打で試合を振り出しに戻したが、あと一歩及ばなかった。

 美里の中前智監督は「投手が気持ちで踏ん張り、打線はそれぞれの仕事ができていた」と選手たちをたたえ、「県大会ではマクドナルド・トーナメント(初戦敗退)のリベンジを果たしたい」と闘志。巽ほがらかの辻井俊人監督は「よく打ち、よく追い付き、いい試合だった。新人、スポ少に続いての県大会出場。投手陣を立て直して頂点を目指したい」と張り切っていた。

 代表決定戦は、亀川が先発中村の完封で加茂仲良しに3―0。県大会は8月4、5日に地元で開催される。

 準決勝までの試合結果と上位入賞チームのメンバーは次の通り。

 【結果】1回戦=巽ほがらか1―0黒江、美里5―1野上、亀川6―1中野上▽2回戦=加茂仲良し5―4大野内海、巽ほがらか1―0大東フレンド、美里6―1下津、亀川6―1日方▽準決勝=巽ほがらか2―1加茂仲良し、美里8―0亀川

 【メンバー】美里=竹内郁真、岩根圭吾、段木彪我、日裏裕介、西上幸希、東一輝、髙田真太郎、西浦照生、中前光陽、下畑嘉輝、西浦貴隆、段木康我、徳田航依、中前吉広

 ▽巽ほがらか=前垣賢吾、玉段衛人、前田恵佑、大堀元暉、宮下蓮、前田恭佑、吉田航、宮田直輝、前垣翔希、﨑亮太、橋戸太一、上辻陽太、中西蒼大

 ▽亀川=西山龍二、山路翔大、中村晏人、橋本健太郎、樋口雄平、畑口稜太、常深晃暉、中道文也、有本圭希、堀内智也、西峰一磨、山路悠人

 ▽加茂仲良し=沼田章平、山本三四郎、井口武威、西岡晃利、森本晃太朗、山﨑光翔、中尾悠利、橋本淳己、阪井盛寛、木下聖羅、吉川颯太、岡室壱門、森正義、山中晴斗、岩淵弘登、木下華恋、岡室奏志

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