30日まで「時計のある風景」写真展
個性豊かな作品が並んでいる
10日の「時の記念日」に合わせて、第10回時計のある風景写真コンテスト(近畿時計宝飾眼鏡小売組合連合会主催)の全入賞作品25点が30日まで、和歌山市七番丁のモンティグレ(ダイワロイネットホテル和歌山)1階ロビーで展示されている。近畿2府4県の共同事業で、ことしは前回より46点多い251点の応募があった。県内からは81点の応募があり5点が入賞した。
作品は写真の中に時計が写っていることが条件。 会場には、 居酒屋でのひとときや、 ケーキを前にじゃんけんする家族など、 ユーモアたっぷりの作品が並んでいる。 仕事の昼休みに立ち寄ったという同市太田東の平硲昭夫さん (71) は 「それぞれの作品に個性があるなぁ」 と感心していた。
迷彩柄の着物を着た女性を写した作品 「なかよし三人娘」 で銀賞に輝いた同市六十谷の尾崎博美さん (61) は、 「3人の娘さんの笑顔がすてきで撮らせてもらった。 初めての応募で賞をもらい驚いた」 と喜びを語った。
会場では、 入賞作品の投票も行われている。 県時計貴金属眼鏡商業協同組合の山田稔さん (57) は 「年々見応えのある作品が増えてきている。 自分の好きな作品を探してみてください」 とPRしている。
【時の記念日】 『日本書紀』に書かれている、 天智天皇が日本で初めて 「漏刻時計(水時計)」を作って時を知らせた日にちなんで、 東京天文台と生活改善同盟会が大正9年に制定した。
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