より一層もり立てよう 加太線100周年祝う


100周年を記念して主催者と来賓者でくす玉を割った

 南海加太線の開業100周年記念事業 「ありがとう! 加太線100年まつり」 (実行委主催)が16日、 和歌山市の加太駅周辺で盛大に行われ、 集まった地域住民や関係者らで節目の年を祝った。 同駅の潰﨑峰和駅長(62)は 「これからも安心安全の鉄道を目指して取り組んでまいります」 と話している。

 イベントを前に、 駅前では記念セレモニーが行われた。 セレモニーの開会時間に合わせて、 駅に電車が到着すると、 駅内は大きな拍手に包まれた。

 セレモニーでは、 実行委を代表して市まちづくり局の東重宏局長 (60) が 「100周年の日を迎えられたのはひとえに沿線地域の住民や地元関係者のご尽力のたまもの。 これからもより一層 (加太を) もり立てていきましょう」 と実行委員長の大橋建一市長に代わってあいさつした。

 続いて同実行委、 来賓者でくす玉を割って100周年を祝った。 くす玉が割れると歓声とともに拍手が送られた。

 この日はウオーキングやシンポジウムなどの記念イベントもあった。 潰﨑駅長は 「明治から平成まで激動の時代を走ってきた。 日々のお客さまや地元住民の皆さまに喜んでいただき、 誇りに感じてもらえるよう頑張っていきたい」 と話している。

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