SB小久保選手の快挙に地元歓喜


 

 

 和歌山市出身のプロ野球選手、 小久保裕紀内野手(40)=福岡ソフトバンクホークス=が、 24日に福岡ヤフードームで行われた日本ハム戦で史上41人目となる通算2000本安打を達成した。 小久保選手の地元は歓喜に沸いている。 県内では元阪神タイガース監督の藤田平さんに続く2人目の快挙。

達成試合当日、 市内にある小久保選手の実家では、 祖父の勉さん(86)と母の利子さん(65)がテレビで試合を観戦。 孫の偉業に勉さんは興奮、 利子さんは涙を流して喜んだという。 勉さんは 「打った時には思わず声を上げたね。 裕紀には小さい頃、 我流でキャッチボールを教えていたから本当にうれしい」 と話していた。

 母校の同市西浜の県立星林高校(有本欽治校長)では25日早朝、 「二〇〇〇本安打達成 小久保裕紀先輩おめでとうございます」 と書いた懸垂幕が校舎正面に設置された。 有本校長(55)は 「在校生だけではなく、 全ての関係者に希望と元気を与えてくれました」と祝福した。

 長女が小久保選手と同級生という居酒屋 「停車場」の主人、 茂野弘明さんは 「小さな頃からスポーツも勉強もできる子だった。 地元もみんな喜んでいるよ」 と笑顔で話していた。

 

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