大空襲から67年 中橋地蔵尊で戦没者追悼


御詠歌で戦没者を追悼した

 米軍による和歌山大空襲から67年たった9日、 戦没者を弔う追悼法要が和歌山市福町の中橋地蔵尊で行われた。

 10年ほど前に、 地元住民から法要を引き継いだ高野山金剛講和歌山地方本部正寿講支部の信者8人が御詠歌を唱え、 戦没者を追悼。 高瀬春子支部長(69)は 「大空襲で城北公園内にあった正寿院も焼かれています。 惨状を2度と繰り返してほしくないですね」 と話していた。

 大空襲は昭和20年7月9日深夜から10日未明にかけて、 爆撃機B29が和歌山城など市の中心部を焼夷(しょうい)弾で焼いた。 約1400人が犠牲になったとされている。

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