今秋にも着工 ふじと台のイオンモール


イオンモール和歌山の完成イメージ

 イオンモール㈱(本社=千葉県、 岡崎双一社長)は13日、 住宅開発が進む和歌山市中の 「ふじと台」 に、 多機能複合型ショッピングモール 「(仮称)イオンモール和歌山」 を、 県内で初めて出店すると発表した。 ことし11月にも着工し、 平成26年春の開店を予定している。

 同社などによると、 イオンモール和歌山は敷地面積約15万5000平方㍍、 延べ床面積約12万7000平方㍍、 駐車台数約3500台。 南海電鉄和歌山大学前駅のステーションビル東側の敷地に建設される。 敷地面積は、 和歌山市から最も近いイオンモールりんくう泉南(大阪府泉南市、 15万7000平方㍍)とほぼ同じ規模となる。

 出店理由について同社は、 ふじと台が新市街地として発展が期待されること、 交通アクセスの向上が見込まれることなどを挙げている。

 交通については、 4月に開業した同駅により電車でのアクセスが可能となった。 道路は、 現在のアクセスは国道26号のみだが、 第2阪和国道の大谷ランプから、 ふじと台に近接する平井ランプ (仮称) の区間が開通すると、 和歌山市内からのアクセスが大きく向上する。

 イオンモール和歌山の開発コンセプトは 「丘の上の最上級メゾン」。 入店するテナントなどは未定だが、 同社は、 特にシニア世代が楽しめる 「食」 や 「趣味」 にもこだわり、 「シニアから孫の世代まで3世代共通で楽しめる商業施設を目指す」 と話している。

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