夜空の大輪に歓声 港まつりに22万人


迫力のある大輪に来場者はうっとり

 和歌山市の夏を彩る 「港まつり花火大会」 (同実行委員会主催)が22日、 和歌山港中埠頭(ふとう)で開かれ、 昨年より2万人多い約22万人(市発表)が夜空に咲く大輪を楽しんだ。

 ことしは第60回の節目を記念し、 花火を例年の約3000発から4015発に増やした。 初めて個人協賛金の募集も行い、 105人から計55万2000円が寄せられた。

 花火は午後7時45分にスタート。 終盤には天高く舞い上がる花火や、 地上からの噴水のような花火もあり、 拍手と歓声が起こった。

 いつもは家から見ているという築港の会社員、 中田亜依さん(22)は 「低い位置の花火を見られてよかった。 近くで見ると迫力がある」 とにっこり。

 中田さんを誘った友人の谷本侑花里さん(22)は 「柳の花火が毎年楽しみ。 (数が増えて)いつもよりすごかった」 と喜んでいた。

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