若手地方議員らの「龍馬プロジェクト」初来和


龍馬プロジェクトの目的を語る神谷会長 (写真奥)

 超党派の若手地方議員らが集まり、 政治改革を目指す 「龍馬プロジェクト」 (会長=神谷宗幣吹田市議) のキャラバン隊が25日、 和歌山市を訪れ、 県内の地方議員らと懇親会などを開き、 同プロジェクトへの理解、 参加を呼び掛けた。

 同プロジェクトは平成22年1月から活動を始め、 全国各地で勉強会などを開いており、 県内でのキャラバンは初めて。

 同市内の飲食店で開かれた研修・懇親会には、 神谷会長 (34) らキャラバン隊10人と、 和歌山市議ら県内の地方議員8人、 政治家志望の市民ら5人が参加。 同プロジェクト和歌山代表の丹羽直子市議が司会を務めた。

 神谷会長は、留学先で同世代の外国人に「日本はこの先どうするのか」と聞かれ、返答できなかったことをきっかけに国の将来を考えない若者が多い日本の現状に危機感を抱いた体験などを話した。

 さらに、 皇室、 教育、 政治、 経済、 暮らしなどの観点から同プロジェクトの基本政策を示した 「国是十則」 を紹介。 志を持った 「現代の龍馬」 を結集し、 政党間の争いばかりが絶えない国政を変える必要性を訴えた。

 研修会は日前宮の宜・紀俊崇さんを講師に行われ、 2000年以上に及ぶと伝わる同宮と和歌山の歴史を学んだ。