日米本塁打王のユニホーム展示 フォルテ


日米の大打者のユニホームが並ぶ

 和歌山市本町の 「わかやまスポーツ伝承館」 (フォルテワジマ3階) で、 日米球界のホームラン王、 王貞治さんとハンク・アーロンのユニホームが特別展示されている。

 王さんは、 巨人の主砲として公式戦通算868本のホームランを放った日本が世界に誇る大打者。 同館にはすでにソフトバンク監督時代のユニホームとサイン色紙などが展示されているが、 今回の特別展示では、 巨人時代の背番号1のユニホームが見られる。

 アーロンは50年代前半から70年代後半に活躍した強打者で、 ベーブ・ルースを上回る755本のホームランは、 5年前にバリー・ボンズに破られるまで大リーグ記録だった。 今回はアトランタ・ブレーブス時代のサイン入りユニホームが展示されている。

 アーロンのユニホームは二階俊博衆院議員が駐日エチオピア大使から譲り受け、 平成21年12月から美浜町の「カナダ資料館」に展示する計画が持ち上がったところ、二階議員とアーロンの両方と親交のある王さんからもユニホームが寄贈された。 同資料館などの協力により2人のユニホームを和歌山市で見られる貴重な機会が実現した。

 特別展示は9月17日まで。 午前10時~午後7時 (入場は6時半)。 入場無料。  問い合わせはわかやまスポーツ伝承館 (℡073・423・2215)へ。

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