「ありがとう」伝えよう 風呂屋が敬老の日イベント


入浴木を持つ上田マネージャー

 17日の「敬老の日」に合わせて、全国141の風呂屋で今月、感謝のメッセージを書いた99枚の入浴木(直径9㌢のヒノキ)を風呂に浮かべるイベント「全国一斉!! 100のありがとう風呂」が開かれている。客に祖父母と一緒に風呂に入ってもらい、残り1つのメッセージは直接伝えてもらおうという、心も体も温まるイベント。三重県尾鷲市の風呂屋「夢古道おわせ」が発祥地。

 和歌山市毛見の「紀州黒潮温泉」では17日まで開催。地域の子どもたちと同施設スタッフが、心を込めて入浴木にメッセージを入れた。

 訪れた人は「何個でも読んでいたい。和みます」とほっこり。同施設の上田悦郎マネージャーは「子どもたちが真剣に入れた感謝のメッセージは、読んでもらえれば必ず伝わります」と利用を呼び掛けている。同施設で使用している入浴木は1個210円で購入できる。

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