グループホーム利用者3組、合同結婚式


式を挙げた3組

 社会福祉法人やまのこども (和歌山市吉原、 古川忠男理事長) のグループホームの利用者3組の合同結婚式がこのほど、 同市湊通丁北のホテルアバローム紀の国で行われた。 家族や関係者ら約70人が参列し、 夫婦の門出を盛大に祝った。

 式を挙げたのは、 原修さんと湯川美子さん、 街広信さんと西村美智子さん、 街信幸さんと街眞由美さんの3組。 互いに助け合いたいという本人たちの希望で、 同市内の共同生活援助・介護 「グループホーム古川園」 で5年から10年間、 夫婦として生活してきた。 今回、 同ホテルの協力を得て、 自立への一歩とし、 日ごろお世話になっている人にお披露目することになった。

 披露宴で、 他の利用者らから 「てんとう虫のサンバ」 の歌が贈られると、 3組はお返しに 「瀬戸の花嫁」 をデュエット。 ケーキカットでは、 大きな拍手が贈られた。

 同施設は 「合同結婚式という形でたくさんの人に認めていただき、 さらに前向きに利用者が向上していけるように支援していきたい」 と話していた。

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