コレラ拡大のシエラレオネへ 日赤が職員派遣
シエラレオネに派遣される吉田看護師長
7月からコレラが拡大しているアフリカ西部のシエラレオネに日赤和歌山医療センター(和歌山市)の吉田千有紀看護師長(48)の派遣が決まり、25日、同センターで出発式が行われた。同センターからの職員派遣は先月の大津聡子感染症科部長(今月19日帰国)に続き2人目。
吉田看護師長は26日から6カ月間派遣され、 国際赤十字・赤新月社連盟の職員として、 より効果的な救援事業運営のための技術的な指導や助言、 保健衛生の知識普及、 他の国際機関との調整などを行う。
吉田看護師長はパキスタン北部紛争犠牲者救援事業、 リベリア母子病院技術協力事業など、 長期にわたる保健衛生事業での技術協力に定評がある。
出発式で吉田看護師長は 「コレラの状況は落ち着いてきたという報告はあるが、 現地の衛生状況は非常に悪い。 現地の人と協力して健康予防教育に力を入れていきたい」 と話した。
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