庭石が県内最大級のアンモナイトだった


展示されている巨大アンモナイトの化石

 海南市船尾の県立自然博物館で28日、 県内最大級のアンモナイト「ゴードリセラス・インターメディウム」 の展示が始まった。

 大きさは直径40㌢。 アンモナイトの最も外側に当たる 「住房」 と呼ばれる箇所がなくなっているため、 生きていた時はもう一回り大きく直径70㌢を超えていたとみられ、 和歌山産では最大級の標本という。

 有田川町の森田准司さんから5月に寄贈を受けた。 庭石として置いていた森田さんが同館学芸員に相談、 調査したところ、 アンモナイトの化石と分かった。

 地層は外和泉層群、 年代は約8500万年前の中世代白亜紀後期。 展示は12月28日までとなっている。 問い合わせは同館(℡073・483・1777)。

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