WAKAYAMA NEWS HARBOR
和歌山さんぽみちプロジェクト

「新リーダーに大いに期待」本紙20周年竹中平蔵氏が祝福

 創刊20周年を迎えたわかやま新報。 当連載共同執筆者である竹中平蔵氏からの祝福メッセージを紹介したい。 (次田尚弘、 神野翔)  

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 わかやま新報の創刊20周年、 そして津村新社長のご就任、 おめでとうございます。

 時代が大きく変化しています。 よくグローバルとローカル、 という言い方、 ないしはグローカルという言い方をします。 和歌山に住む古い友人が言いました。 「今、 世界や日本、 東京の情報は、 インターネットで手に入れる。 そして、 ローカルの情報は、 わかやま新報で手に入れる」。 県北部の唯一の日刊紙として、 この地域に根ざした情報を提供し、 そして地域を盛り上げ、 地域を活性化する。 わかやま新報の役割は極めて大きいと思います。

 本当に厳しい時代であるからこそ、 私たちはしっかりと情報を得て、 明日に向かって前向きに取り組んでいかなければいけない。 そんな中で、 津村さんという新社長が就任をされた。 新しいリーダーシップに私は大いに期待したいと思います。 リーダーというものは、 組織に異質なものを持ち込む人だと、 私は小泉総理の元でお仕えし、 そのように思いました。

 わかやま新報の伝統を引き継ぎながら、 さらに新しい付加価値を付けて、 その存在感をますます高めていただきたいと思います。
 いずれにしましても、 和歌山の皆さん、 頑張りましょう。 私も、 ささやかにふるさと納税を続けておりますけれども、 わかやま新報がさらに盛り上がることを祈念しています。       (竹中平蔵)