公用車にEV導入 和歌山市


導入されたEVと大橋市長㊨、湯垣さん

 和歌山市は、 環境保全活動PRなどに活用しようと、 公用車に初めて電気自動車(EV)を導入。 2日に市役所前でお披露目の式典を開き、 車体の模様をデザインした高校生への表彰などを行った。

 EVは二酸化炭素や窒素酸化物の排出がなく、 騒音も大幅に低減される。 導入した車両は日産リーフで、 フル充電で約200㌔を走る。
 車体には、 市立和歌山高校デザイン表現科3年生の湯垣里菜さん(18)のデザインを採用。 市の花・ツツジが鮮やかに描かれ、 市のキャッチフレーズの 「水」 を示す青い曲線、 「緑」 を表す葉の模様が彩りを添えている。

 式典では大橋建一市長がEVを試乗して会場に登場。 「発進もスムーズで音がしない。 すごく乗りやすい」 と感想を話し、 今後は市民への普及・啓発を進める考えを示した。

 湯垣さんは 「自分のデザインが車になってうれしい。 イメージ通りの出来上がりになっている」 と話していた。

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