東海南中17年ぶりV 軟式野球新人大会


優勝旗を手に東海南ナイン

 海草地方中学校体育連盟の新人大会軟式野球の部がこのほど、 紀美野町の農村総合センター野球場で行われ、 東海南が17年ぶりの優勝を飾った。

 海草地方代表として11月10、 11日に紀の川市で開かれる県大会に出場する。

 3年生引退後、 初の公式戦。 7チームがトーナメントで熱戦を展開した。

 東海南は1回戦で亀川を10―2の5回コールド、 準決勝で下津第二を3―2の逆転で下し、 決勝は海南と対戦。 4回1死から7番・芝田が左越え2塁打で出塁し、 続く杉谷が左翼線へ適時2塁打を放って先制した。 5回に1点を追加し、 投げては右の本格派で170㌢を超える長身エース・上山真央が完封。 2―0で平成7年以来の栄冠をものにした。

 中南桂太監督は 「夏休みから積み重ねてきた厳しい練習の成果が結果につながった」 とナインをたたえ、 県大会へ 「まずは初戦突破。 守りを中心にした東海南らしい野球がしたい」 と抱負。 上山怜央主将 (2年) は 「自分たちのできることを精いっぱいやりたい。 特にリードを許す場面はしっかり声を出して粘り強く戦う。 目指すは決勝進出」 と闘志を燃やしている。

 県大会は各地方の代表8チームがトーナメントで激突。 東海南の初戦は1日目の第2試合 (貴志川スポーツ公園) で日高地方代表の南部と顔を合わす。

 メンバーは次の皆さん。
 中南桂太 (監督)、 上山怜央、 上山真央、 永井幹大、 清水駿、 松本航太、 野田佳暉、 芝田慶次、 田端誠也、 杉谷翼、 新井悠悟、 新井祥真、 十川竜郎、 名手悠記、 長田竜弥、 西本直樹

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