昼はスポーツ教室、夜はバー みその商店街に新施設


落ち着いた雰囲気に仕上がった店内

 スポーツ振興と商店街活性化を目的にしたイベントスペース兼スポーツバー「ミソノ スポーツコミュニティスペース」が30日、和歌山市美園町のみその商店街内にオープンした。運営はスポーツを通じて社会貢献する目的で設立されたNPO法人紀州レンジャーズ(木村竹志理事長)。木村理事長(51)は「国体も間近に迫っていますので、スポーツ振興と商店街活性化のために頑張ります」と事業成功に向けて意気込んでいる。

 県と市が本年度募集した「商店街のコミュニティ機能強化支援事業」に採択された事業。店舗は紀州レンジャーズの元事務所を改装したもので、店内は焦げ茶色を基調とした落ち着いた雰囲気の空間に仕上がった。

 昼は、スポーツに関する各分野の専門家による食育やトレーニングなどのセミナーが週2回ほど開かれる。夜はバーとして活用。縦横3㍍の大型プロジェクターが設置されていてパブリックビューイングも楽しめる。メニューはビールなどアルコール類の他、商店街活性化の観点からフードメニューは他店からの出前方式で提供する。

 レンジャーズの選手も店員として採用されており、スタッフは「木村理事長の他、選手ともふれあえる場所になりますので一緒に楽しみましょう」と来店を呼び掛けている。問い合わせは同球団事務所(℡073・431・1304)。

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