創立50周年イベント盛況 島精機


最新の機械を見学する来場者

 横編み機大手㈱島精機製作所 (本社=和歌山市坂田、 島正博社長) は8、 9の両日、 和歌山市の和歌山ビッグウエーブなどで創立50周年記念イベントを開催。 初日は国内外の顧客やアパレル関係者などが大勢訪れ、 最新機器のデモンストレーションやニットサンプルを見学し、 ファッションショーなどを楽しんだ。

 ビッグウエーブでは、 無縫製ニットを作る 「ホールガーメント横編み機」 や、 高速でフルカラープリントができる機械などの最新機器が展示され、 CGデザインシステムを使ったデモンストレーションも行われた。 ビッグホエールには、 同社の機械を使って作られた国内外の衣料品を着たマネキン約400体が並んだ。

 この日は中国から200人以上が訪れ、 担当者の説明に熱心に聞き入っていた。 中国の取引先の男性は 「最新の技術を見ると勉強になる。 (島精機の) 機械を使うことで品質やデザインがよくなった。 良好な関係を続けていきたい」 と話していた。

 島精機の島光博副社長 (51) は 「お客さまや地元の人など、 皆に支えられた感謝の気持ちを込めた記念イベント。 次の50年に向けて限りなく前進していきたい」 とさらなる飛躍を誓っていた。

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