経産省と内閣府の政務官就任 異例の抜てきに全力投球

岸本 周平

 このたびの第3次野田改造内閣において、 経済産業省と内閣府の大臣政務官を拝命しました。

 経済産業省は、 2000年から2002年まで勤務していたなつかしい職場です。 情報処理システム開発課長とメディアコンテンツ課長の2つの課長をさせていただきました。 その前にも、 大蔵省主計局で当時の通産省の予算を担当しましたし、 主税局では企業関係の租税特別措置の担当でしたから、 幹部の皆さんとは、 まさに同僚のような気分で再会しました。

 政務官の辞令交付は、 10月2日、 首相官邸で午後8時20分から行われました。 野田佳彦総理大臣から直接、 辞令をいただきました。 私のこのような経験と人脈を評価していただいた任命に、 文字通り、 身が引き締まる思いがしました。 辞令の交付後は記念撮影。 閣僚の撮影場所と同じ階段です。 その後は、 早速に第1回の大臣政務官会議。 野田内閣の政策の方針が示され、 政府の幹部としての心構えや倫理規定に関しての申し合わせが行われました。

 翌日、 早速、 枝野幸男大臣と副大臣、 大臣政務官の政務三役会議。 枝野大臣からは、 基本的には政務三役はチームとしてすべての案件を担当するようにお願いされました。 その上で、 しかし、 主な担当のご指示をいただきました。

 枝野大臣からの指示は 「デフレからの脱却、 経済再生の実現、 中小企業活性化(特に 「小さな企業支援」)、 地球温暖化対策、 コンテンツ・知的財産制度」 をよろしくお願いしますとのことでした。 その会議の最中に、 突然、 内閣府の大臣政務官も兼務せよとの野田総理大臣からの指示をいただきました。

 その結果、 前原誠司国家戦戦略担当大臣の政務官にもなりました。 担当は、 「国家戦略、 経済財政運営、 税制調査会、 原子力行政、 地球温暖化対策、 医療イノベーション」 です。

 当選1回で2つの大臣政務官就任は過去に例のない抜てきです。 もう、 こうなるといくつ身体があっても追いつきません。 すでに、 ひと月半経ちましたが、 経産省と内閣府の間を駆け回っています。 臨時国会が開かれてからは、 毎日のように国会答弁もありますので、 ひたすら、 走っています。

 中小企業政策担当なので、 地元の皆さまのお声を聞きながら、 政府の仕事に直接生かせます。 今週も、 一日中小企業庁を和歌山の経済5団体の皆さまのご協力で実施させていただきました。 経済再生、 景気回復の任務を、 きちんと果たせるよう和歌山の皆さまのお知恵も借りながら全力投球中です!

関連記事

同じカテゴリのニュース一覧

がんばってます

月別アーカイブ