18日「所蔵レコードコンサート」 和歌山県立図書館


アナログならではの音空間を演出

 和歌山市西高松の県立図書館は18日午後2時から、 元東京大学教授の故越智治雄さん(享年53)の遺族から約16年前に県に寄贈され、 同館で所蔵しているレコード約1800点(約3000枚)を活用したコンサート 「所蔵レコードコンサート」 を開く。

 約17年前に越智さんの母親が御坊市出身だったことから、 妻のまり子さんからコレクションの寄贈の申し出があり、 翌年に図書館で受け入れて保管していた。 本年度に入り、 ライブラリーとして整理するとともに活用法について検討を重ねている。 レコードのほとんどがクラシックやオペラの曲で、 英語、 フランス語、 ロシア語で表記されている。

 同館では、 多くの人に所蔵レコードを紹介しようとコンサートを企画した。 和歌山市や海南市のオーディオ愛好家約10人で集まったボランティアグループ 「アナログレコード倶楽部」 (鳴神董夫代表)が、 音響機材の提供や技術面で協力。 メンバーが持ち寄った70年代の三菱製のスピーカー 「2S―305」 や米ウエスタン社の真空管 「300B」 などを使ってコンサートを開く。  

 当日は、 モーツアルトの 「ピアノ協奏曲第21番ハ長調K・467」 とベートーベンの 「交響曲第5番ハ短調作品60 『運命』」 の他、 2曲を試聴。 所蔵レコードの紹介や、 レコードジャケットの一部展示も予定している。 同館では 「デジタル全盛の時代にあって、 レコードのアナログが見直されてきている。 レコード愛好家だけでなく、 今までレコードに興味がなかった人もぜひ聞きに来てもらいたい」 と話している。

 入場無料。 申し込み不要。 定員150人(先着順)。 問い合わせは同館・文化情報センター(℡073・436・9530)。

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