「みさと天文台友の会」に環境大臣賞


友の会が行っている観望会の様子

 大気環境保全への啓発・普及や全国星空継続観察で優れた活動を行ったとして、 紀美野町のみさと天文台友の会(坂本泰啓会長)が環境大臣賞に選ばれた。 17、 18日に日高川町の交流センターで開催される第24回 「星空の街・あおぞらの街全国大会」 で表彰される。

 同会は平成11年設立、 19年から地元の有志が企画運営に参画し、 さまざまな地域で夏、 冬にスターウォッチングを開いている。

 月1回の広報誌発行の他、 世話人が中心になり、 出張の観望会や教室、 お月見会、 音楽コンサートを開催。 天文にちなんだ菓子やインターネットを利用したホタルマップを開発したり、 イベントに参加して地域おこしに積極的に取り組んでいる。

 会員数は現在220人。 坂本会長(54)=毛原宮=は受賞に 「前の会長さんら先輩方や会員、 協力してくださる皆さんのおかげです」 と笑顔を見せ、 「もっと多くの方が天文に興味、 関心を持って好きになり、 感動や喜びを味わってもらえるようにしたい。 これからも地域社会に貢献できれば」 と話している。

 表彰式は初日の式典席上で。 同全国大会は高円宮妃殿下をお迎えし、 星空観察や記念講演が行われる。

関連記事

同じカテゴリのニュース一覧