「タニタ食堂の金芽米」発売


新商品をPRする雜賀社長㊧、 南さん

 無洗米 「金芽米」 を製造販売するトーヨーライス㈱(本社=東京都中央区、雜賀慶二社長)は21日、 体重計などの計測機器メーカー㈱タニタ(本社=同板橋区、谷田千里社長)が運営するヘルシーメニューで人気のレストラン 「丸の内タニタ食堂」 で提供されている専用ブレンドの金芽米を、 「タニタ食堂の金芽米」 として新発売した。

 金芽米は、 トーヨーライスの関連会社㈱東洋精米機製作所(和歌山市)が独自開発した、 米の栄養分やうま味成分が多く含まれる 「亜糊粉層(あこふんそう)」 を残した精米法 「サイカ式精米法」 で作られている。

 吸水率が高く、 炊くと米粒が膨らむので、 使用する米の量が通常精米のものより1割程度少ない量で済み、 1食のカロリーを抑えることができる。

  「丸の内タニタ食堂」 では7月から特製弁当に採用しており、 同食堂事業責任者の南修二さんは 「栄養価が高く、 カロリーオフなど食堂のコンセプトに合っている。 客の反応もいい」 としている。

 今回発売したのは 「タニタ食堂の金芽米」 (4・5㌔、 2350円)と、 電子レンジ用パックご飯 「タニタ食堂の金芽米ごはん」 (160㌘、 149円)の2種類。 専用の計量カップも無料で配布する。 パッケージは女性のくびれをイメージしたデザインで、 おいしく米を炊くための米の量も表示している。

 雜賀社長は 「健康効果で社会に貢献したいという願いがある。 おいしく体に良い米を皆さんに食べてもらいたい」 と話している。

 県内では大手量販店や百貨店で販売。 トーヨーライスのオンラインショップ(http://www.toyo-r ice.jp/shoppi ng/)や楽天市場、 アマゾンでも購入できる。  

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