初の手づくり大会盛り上がる 汗濁マラソン


爽やかに駆ける参加者

 海南、 紀美野、 和歌山各市町のメンバーでつくるランニングチーム 「汗濁 (あせだく) 大学アスリートクラブ」 主催の第1回汗濁有田みかんリレーマラソンが25日、 有田市のふるさとの川総合公園で開かれ、 3部門に県内16チーム141人が参加。 大盛り上がりの中で熱戦が繰り広げられ、 小学生の部は紀の国アスリートA、 中学生の部はPowerUP―Jr、 一般の部はパイクーハンが制した。

 和歌山の活性化へ向けた初めての試みで、 県内では珍しい市民手づくりのマラソン大会。 小学生と中学生は13・8㌔を3~6人、 一般は42㌔を6~18人でたすきをつなぎ、 タイムを競った。

 小学生は6人の紀の国アスリートAが51分23秒で、 2位は紀の国アスリートB、 3位は紀の国アスリートC、 中学生は5人のPowerUP―Jrが52分39秒。 一般は8人のパイクーハンが2時間53分21秒で、 2位は 「Team ILP」、 3位は潤滑YOUとなった。

 大会運営に有田地方陸上競技協会や多くのボランティアのが協力あり、 参加賞には有田みかんやTシャツを贈呈。 参加者、 応援、 スタッフら合わせて200人が集い、 大きな声援が飛び交う中、 各選手が爽やかに汗を流す大会となり、 汗濁大学アスリートクラブは 「皆さんのおかげで成功させることができました。 これからもさらに充実した大会を目指し、 和歌山の活性に貢献したい」 と熱く話している。

 各部門優勝チームのメンバーは次の皆さん。

 紀の国アスリートA=川島実桜、 宮井渉、 鹿嶋仁渚、 山本聖也、 山本珠乃里、 辻本兼也▽PowerUP―Jr=岡野耕大、 稲垣克哉、 東捷太、 細野陽太、 西井達也▽パイクーハン=難波孝明、 桜庭洋介、 石井晃司、 桑滝雄介、 福林繁幸、 佐野達也、 宮本智行、 新屋直人 

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