神出氏が出馬表明 来春の海南市長選


議場で決意を述べる神出氏

 来年4月の任期満了に伴う海南市長選へ向けて現職の神出政巳氏(61)が、 5日に行われた議会一般質問の中で新市3選出馬の意志を表明した。
 磯﨑誠治議員が一般質問で出馬を要請。 神出氏は 「市政の懸案のいくつかは議員や市民の皆さまのご支援、 ご協力、 職員の頑張りで何とか棟が上がったが、 まだまだ課題が山積している」 とし、 防災や道路整備を挙げて 「職員の皆さんと一丸となって頑張らなければならないと考えており、 努力し、 引き続いて市政を担当させていただきたい」 と決意を示した。
 次期市長選への名乗りは1人目。 いまのところ神出氏の他に表立った動きはなく、 無投票が濃厚とみられている。
 神出氏は海南高校卒業、 明治大学大学院修了。 一級建築士。 昭和58年から海南市議、 平成7年から県議となり、 14年の市長選で初当選した。 17年に旧海南市と下津町の合併に伴う市長選で無投票当選して以降、 新市2期目を務めている。

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