庁舎の建て替え進む 狐島の西消防署
和歌山市狐島の市消防局西消防署で、 来年秋の完成を目指し庁舎の建て替え工事が進んでいる。 旧庁舎は昭和41年建築で老朽化が進んでいた。 同消防は 「巨大地震が起きても消防機能を失わない、 地域の防災拠点として機能させたい」 と話している。
新庁舎は2階建て鉄筋コンクリート造り (一部鉄骨) で、建築面積1148平方㍍。 延べ床面積は旧庁舎より約700平方㍍広い1617平方㍍。 事業費は約5億5000万円。
庁舎南側は、 ロープ渡過訓練ができる設計で、 併設の訓練棟とロープなどで結ぶとビルの移動訓練もできるという。屋上も活用でき、 はしご車の訓練などに使うという。
今回新たに女性用トイレ、 風呂、 仮眠室を完備し、 これまで配属ができなかった女性隊員も勤務できるようになる。
配置車両は10台。現在、 署長、 副署長を含む3班合わせて37人が勤務している。
建築の設計は長尾建築設計事務所 (同市西庄、 長尾正剛代表)、施工は三洋建設㈱ (本社=有田川町、 川口※禎男社長)。 (※しめすへんに貞)
関連記事
同じカテゴリのニュース一覧
- 森づくり基金に寄付 オークワとサントリー(04/20/2024)
- 能登半島へ義援金 市和商・市高野球部OB会(04/20/2024)
- 郷土の農林水産業学ぶ 小学5年副読本寄贈(04/20/2024)
- お酒は20歳になってから 中学生らが啓発(04/20/2024)
- 県内公立小中335校で 全国学力テスト(04/19/2024)