寒空の下、元気に 山口・粉河でマラソン大会


ゴールを目指して走る園児(粉河保)

 小学校や保育園では、 この時期恒例のマラソン大会が開かれている。 11日は和歌山市立山口小学校 (同市里、 高橋輝行校長) や私立粉河保育園 (紀の川市粉河、 左近秋代園長) で開かれ、 寒空の下、 子どもたちが元気に健脚を競った。

 【山口小】全校生徒139人が、 学校周辺コースを全力で駆け抜けた。
 児童たちは教師の合図とともに勢いよくスタート。 1・2年生は約1㌔、 3・4年生は1・6㌔、 5・5年生は2㌔を走った。 沿道には保護者や近隣の人らが応援に駆け付け、 「頑張って」 と声援や拍手を送っていた。
 6年生で1位の高垣和希君 (12) は 「1番になりたいと思いながら走った。 小学校最後の思い出になる」 と息を切らせながら笑顔を見せた。 各学年の1位は次の皆さん。
 1年=野口陸▽2年=藤原陽太▽3年=井戸敬大▽4年=藤原優▽5年=室裕翔

 【粉河保】体力づくりの一環で毎年開催。 園児121人が、 粉河寺をスタート・ゴールとする年齢別に距離の違うコースを走った。
 園児はスタートの合図で元気いっぱいに走り出し、 沿道に立つ保護者の声援を受けながら快走。 石畳の上で転ぶ園児もいたが、 全員無事に完走した。 3~5歳児の上位3人には表彰状などが手渡された。
 園児たちはこの日のために、 10月ごろから園庭や同寺で週に1、 2回の練習を積んできた。 年長の山田昊君 (6) は 「緊張したけど自分の力を発揮できた。 すごく楽しかった」 と話していた。  

関連記事

同じカテゴリのニュース一覧