国体に向け4車線化着々 西脇山口線


六十谷駅東側の千手橋も大部分が完成

 和歌山市北部を横断する西脇山口線(県道粉河加太線)で、 紀の国わかやま国体(平成27年)開催までの供用開始に向けて4車線化工事が着々と進んでいる。

 県によると、 4車線化は現在、 磯の浦付近から鳴滝川まで完了。 今後、 国体開催までに直川用地までの約2・5㌔を開通させ、 和歌山北インターチェンジを降りる車に利用してもらう計画。

 JR阪和線六十谷駅東側の千手川に架かる千手橋は、 2本の2車線用橋梁工事の大部分を終え、 今後橋同士を連結させるという。

 同線の供用開始に向け、 大きなハードルが六十谷駅南側の陸橋トンネル部分。 4車線化に向けてすでに新たなトンネル工事が着工されているが、 作業が許されるのが深夜3時間程度といい、 工事は長期化する見込み。

 市立和歌山高校北側を走る道路は整備がかなり進んでおり、 完成部分ごとに供用を開始させる予定。

 将来的な西脇山口線は直川用地から東に向いて直線上に延伸し、 同市川辺までがつながる計画。

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