粉河検定に77人挑戦


じっくりと試験に臨む受験者

 粉河検定試験(粉河検定実行委主催)が19日、紀の川市粉河の市商工会館と粉河納税協会の2会場で行われ、77人が試験に挑んだ。

 受験者の最年長は95歳、最年少は15歳。同試験は「粉河」のまちに興味を持ってもらい、次世代に魅力などを継承していくことを目的に実施。2年前に始まり、今回が2回目となる。当日はセンター試験と重なり、県立粉河高校の申込者36人は会場となっていた同校で粉河検定を受験できなかったため、後日試験が行われる。

 試験は粉河のまちを中心とした歴史や文化、観光にまつわる問題100問(100点満点)を四者択一方式で出題。制限時間は90分で、受験者は真剣な面持ちで問題を解いていた。

 試験結果で90点以上に1級、89~70点に2級、69~50点に3級、49点以下に4級を認定。級別の認定証は2月中に送付されるという。

 実行委の山田尚司会長は「地域の活性化につなげたい。今後は語り部の養成にも力を入れていく」と話していた。

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