和歌浦天満宮で初天神


介添人に支えてもらい大茶わんで茶を飲む参拝者

 学問の天神 「菅原道真」 をまつる神社の初縁日行事 「初天神」 が25日、 和歌山市和歌浦西の和歌浦天満宮(小板政男宮司)であり、 恒例の茶会では大茶わんで茶が振る舞われた。

 地元の女性茶道家らが 「心を大きく円満に生活してほしい」 との願いを込め、 20年以上前から新春行事として続けている。 参拝者らは、 直径30㌢、 重さ8㌔ほどある大茶わんで抹茶を回し飲み、 心を落ち着かせていた。

 4人グループで訪れた同市和歌浦東の主婦、 太田正恵さん(51)は 「大茶わんで飲むとほんのりとした温かさが手に伝わり、 とてもおいしかったです」 と話していた。

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