ミュージシャンら野球チーム「和歌山LOVE’S」結成


決戦に向け意気込む 「和歌山LOVE'S」 の藪下さん、 宇和さん、 小椋さんと石井監督(右から)

 音楽とスポーツで和歌山を盛り上げたい!和歌山で活動するミュージシャンらが集まり、 野球チーム 「和歌山LOVE’S」 を結成。 企画第1弾として、 3月3日に天満球場(那智勝浦町)で、 豪雨災害復興イベントの一環で、 関西独立リーグ 「紀州レンジャーズ」 とエキシビションマッチで対戦する。 メンバーは 「和歌山を愛する熱いメンバーが集まった。 音楽とスポーツの枠を越え、 一つになって楽しいことができたら。 ぜひ皆さん一緒に紀南へ行きましょう」と呼び掛けている。

 ミュージシャンの藪下将人さん(31)と小椋誠也さん(31)が、 野球チームを作ろうと音楽仲間に呼び掛けて結成。 レンジャーズの石井毅監督(51)に対戦を申し出たところ 「地元を盛り上げたいという目的が同じなら、 復興支援を兼ねた企画にしては」 との提案で初陣が決まった。

 藪下さんが監督兼選手、 小椋誠也さんが主将を務め、 メンバーは歌手のSEIZY、 TONPEI、 古家学さん、 藍田真一さんらに加え、 吉本住みます芸人 「わんだーらんど」 など、 十数人。 フリーアナウンサーの宇和千夏さんらがマネジャーとしてサポートするなど、 バラエティーに富んだ面々。

 Jポップユニット、 ウインズの平阪佳久さんと宇和さんの総合司会のもと、 楽しい実況や選手たちのパフォーマンスにも期待できそう。

 7日に和歌山市内で開かれた会見で、 決戦への意気込みを聞かれた藪下さんは 「ガチ(本気)でいきます」 と意欲満々。 メンバーには野球経験者も多く、 とっておきの秘策(!?)もあるよう。
 迎え討つレンジャーズの石井監督は自ら投手宣言。 「18回を投げ抜く覚悟」 と、 箕島対星稜戦の激闘を思わせる発言も飛び出した。
 石井監督は 「紀南に行くことが何よりの復興につながるのだという思いで、 ぜひ参加してもらえれば。 今後紀三井寺球場などでも、 さまざまなコラボ企画で盛り上げていきたい」 と話している。
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 前夜祭等バスツアーも 試合に合わせ、 観戦バスツアーを企画。 1泊2日の日程で、 両チームのメンバーらと共にバスに乗り、 宿泊先での前夜祭パーティーも予定している。  

 和歌山発と大阪発(和歌山市内2カ所でも乗降)の2便あり。 和歌山発の日程は、 2日午前10時にJR和歌山駅東口集合。 勝浦で 「ひなめぐり」 を楽しみ、 ホテル浦島に宿泊する。 2日目はウインズ平阪&宮本ミニライブの後、試合観戦。

 一人1万6000円(宿泊=4~5人で一室利用。 パーティー代含む)。 現地集合は一人1万2000円(同)。 問い合わせや申し込みは中紀バス㈱有田旅行センター(0120・889・873)。

 また、 同チームではスポンサーを募集中。 特典としてオリジナルTシャツに名前がプリントされる。 問い合わせは池尾さん(℡073・451・9723)。

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