桐蔭中に和歌山県内初の表彰 健康教育推進で


西下教育長(前列中央)を訪問した生徒ら

 健康教育の推進に積極的に取り組み、成果を上げたとして、和歌山市吹上の県立桐蔭中学校(宮下和己校長)が県内の学校で初めて「健康教育推進学校表彰」の最優秀校に選ばれた。公益財団法人「日本学校保健会」が毎年実施している表彰で、本年度は最優秀校に全国7校(小学校3校、中学・高校各1校、特別支援学校2校)が選出された。

 25日、宮下校長、北垣有信教頭、東尾真紀子養護教諭と、保健委員会の水上慧吾君(14)、中井和香奈さん(14)、北又嘉人君(14)、﨑濱菜花さん(14)の2年生4人は県教育委員会を訪れ、西下博通教育長に受賞を報告した。

 同校では保健委員会が主体的に取り組み、骨粗しょう症予防についての食事の調査や、睡眠時間による集中力の違いについて研究した。他にも、家庭や地域住民と一緒に県産のショウガやジャコを使った郷土料理作りにも取り組んだ。

 西下教育長は「引き続き、健康教育の取り組みを頑張ってもらい、周りの人たちに広めてください」と激励。保健委員会委員長の水上君は「取り組みを評価してくれてうれしい。全生徒に健康の取り組みを知ってほしい」と話していた。

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