0~15歳の子育てプラン作成 宮前地区


プランを制作した校長ら

 地域一体となって子どもを育んでいこうと、和歌山市宮前地区の学校などは、保護者に子育てのポイントなどを紹介する「0歳から15歳までの宮前っ子プラン」を作った。

 東和中学校(湯川能成校長)、宮前小学校(髙橋量也校長)、杭ノ瀬保育所(前田久美子所長)、宮前保育所、宮前幼稚園、地区主任児童委員が意見を出し合い、制作監修した。

 プランは「012歳児」「345歳児」「小1~小3年生」「小4~小6年生」「中学生」に分けて、子育てのポイントを5つずつ紹介。「012歳児」では、目を見て、うなずきながら聞き、聴いてもらううれしさを実感させましょう▽授乳や食事中はテレビを消しましょうなど、「宮前っ子の携帯ルール」では、夜9時から朝7時までは、電源を切ること▽学校に持って行かない。行かせないことなどを呼び掛けている。

 プランは来年度から各校の入学生の保護者に配布していく。プランの提案者である湯川校長は、「宮前地区の子どもたちが同じ方向性で育ち、さまざまな年代で共通するものができれば」と話している。

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