海南大崎で「食の体験クラブ」好評 24日まで


ワカメの刈り取りを体験する参加者

 海南市下津町大崎で週3回、ワカメの刈り取り体験や新鮮な海の幸を楽しむイベント「げんき大崎食の体験クラブ」が開かれており、県内外から家族連れらでにぎわっている。

 9日は紀美野町の団体客を中心に20人が参加し、大崎港の船置き場でワカメ刈りを体験。船に乗り込み、包丁を使ってワカメを切り取っていった。

 近くの旧大崎小学校に移動し、ワカメの調理法やサワラのさばき方を教わった後、ワカメやアシアカエビをしゃぶしゃぶで試食し、舌鼓。ワカメは湯に通すと茶色から鮮やかな緑色に変わり、子どもも大人も歓声を上げて大喜びしていた。

 この他、地元でとれた農水産物の販売があり、好評。祖父母らと一緒に参加した紀美野町の山本祐也君(9)は「ワカメ大好き。僕の背より大きくてビックリした。めっちゃ楽しい」と笑顔を見せていた。

 過疎化が進む同地区を活性化させようと地域住民でつくるNPO団体「げんき大崎」が主催。市漁業協同組合大崎支所と大崎婦人会が後援し、24日まで火・土・日曜の午前10時から開催している。参加は5日前までに予約が必要。参加申し込みや問い合わせはげんき大崎(℡073・492・1994)。

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