和歌山県1258人異動 継続性重視で小規模に


 

 県は22日、 4月1日付発令の職員の人事異動を発表した。 部長級は、 危機管理監に木村雅人海草振興局長、 環境生活部長に塩崎望県立医大事務局長が就任するなど、 昇任12人を含む16人。 異動規模は、 業務の継続性を重視して低い水準にとどまり、 前年度(1361人)を下回る1258人で、 昇格は305人、 うち女性は49人となっている。

 級別の異動規模は、 次長級41人(うち昇任30人)▽課長級216人(同81人)▽課長補佐級392人(同79人)▽係長級341人(同103人)▽一般職252人。

 平成24年度末の退職者は132人で、 うち定年退職は105人。 退職手当の総額は31億4808万円 (1人平均2385万円、 定年退職者平均2613万円) となっている。

 組織改編では、 紀の国わかやま国体・大会に向けた体制強化のため、 国体推進局を新設し、 現行の4課8班から5課14班に拡充する。

 工事検査業務の効率化や市町村への技術支援強化のため、 農林水産部の工事検査室と県土整備部の検査指導室を統合し、「検査・技術支援課」 を県土整備部に設置する。

関連記事

同じカテゴリのニュース一覧